「シェアハウスはやめとけ」といわれる理由と本当の実態

「シェアハウスはやめとけ」といわれる理由と本当の実態
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「シェアハウスはやめとけ」という声を聞くことがあります。ここでは、シェアハウスはやめとけと言われる理由と、シェアハウス経験者が語る実際のところを紹介します。

筆者のプロフィール
シェアハウス歴:9カ月
入居したときの年齢:25歳
住んでいた場所:東京都内
シェアハウスを選んだ理由:1社目を退職したものの転職が決まらず給料がなくなり、家賃を抑えたかったから

「シェアハウスはやめとけ」と言われるのはなぜ?6つの理由

「シェアハウスはやめとけ」と言われる理由

「シェアハウスはやめとけ」と言われる理由について、それぞれ私の実体験も交えつつ紹介します。

やめとけと言われる理由①他の住人と価値観が合わない

シェアハウスはやめとけと、よく言われる理由として他の住人と価値観が合わない点が挙げられます。


シェアハウスには様々な人が居住しています。そのため、中には価値観が合わない人もいます。

筆者の経験談

私がシェアハウスに住んでいたときも、価値観が合わないと感じる人は多くいました。正直、やめとけという人の気持ちも分かります笑

ただ、価値観が合わないからといって、衝突することはほとんどありませんでした。むしろ人柄の良い人が多く集まっており、性格に難のある人はいませんでした。

シェアハウスは、住む前に審査があります。そこで、今住んでいる人との相性が良いかどうかも見られます。なので、特殊すぎる性格の人が入居することはあまりないと言えます。

また、最近は住人同士のコミュニケーションが希薄なシェアハウスも増えています。そのようなシェアハウスに居住するのであれば、価値観が合わないことで苦しむという心配もありません。

関連記事:シェアハウスに住む人の特徴とは?シェアハウス経験者が紹介!

やめとけと言われる理由②とにかくストレスが溜まる

シェアハウスには常に人がいるため、何かとストレスが絶えないという口コミも見られました。自宅で落ち着けないからシェアハウスはやめとけと考える人も多いです。

筆者の経験談

筆者自身も、元々非常に神経質な性格で、些細なことがストレスになっていましたなので、シェアハウスでストレスを感じることは本当です。

しかし、不思議なもので、ある程度の期間シェアハウスで住んでいると慣れてきました(2~3週間ほど)

その後は他の入居者とも仲良くなり、協力しながら生活できるようになるなど、シェアハウスのメリットを大きく感じるようになりました。

もともと、私の住んでいたシェアハウスは、夜の騒音などがルールとして禁じられていました。ルールを守らない入居者は、他の入居者や管理会社から注意を受けたり、強制退去になったりします。そのため、ある程度の治安は守られていたのが大きかったです。

やめとけと言われる理由③プライバシーがない

シェアハウスはやめとけと言われる理由として、一人暮らしのようなプライバシーが確保されないという点も挙げられます。

上記のツイートの投稿主のように、個室であっても扉が薄くて、プライバシーが確保されていないと感じるケースもあります。

筆者の経験談

シェアハウスといっても、それぞれの個室はあります。

個室タイプのシェアハウス

個室タイプのシェアハウス

そのため、ある程度のプライバシーは確保できます。シェアハウスはプライバシーが皆無ということではないので、それが理由でやめとけと言われるほどではありません。

ただし、廊下やキッチン、お風呂や洗濯場などの共用部分では、他の人と会うためプライバシーはありません。

例えば、お風呂から上がって自室に戻る時は、化粧や整髪料を落とした状態になるため、抵抗を感じる人もいるでしょう。ほかにも、泣いている姿、落ち込んでいる姿など、人にはあまり見せたくない姿を見られる可能性があります。

ちなみに、寝室等も共有する「ドミトリー」タイプのシェアハウスもありますが、そちらはプライバシーがほとんどありません。なので、個人の時間を持ちたい人は、家賃が少し高くなっても個室タイプがおすすめです。

関連記事:シェアハウス検索サイトおすすめ17選【2024年最新】

やめとけと言われる理由④空気を読んで生活しないといけない

シェアハウスは、入居者同士の協調性が重視される場所です。そのため、空気を読まなければいけないからやめとけと言われることがあります。

空気を読むのが苦手という性格の人は、シェアハウスに住むのをやめておいた方が良いかもしれません。

筆者の経験談

実際にシェアハウスに住んでみると、実際に「空気を読む」ことが求められる場面が多々あります。言いたいことばかり言っていると、もめ事があちこちで起きて、収集がつかなくなるためです。

多少嫌なことがあっても、グッと飲み込み、大人の対応をすることが求められます。これは集団生活の秩序を維持する以上、仕方ありません。筆者の経験上、シェアハウスで生活するためには、他の入居者に迷惑をかけないことが最重要であると感じています。

関連記事:シェアハウスのルール・マナー一覧

やめとけと言われる理由⑤住民同士の上下関係や不平等がある

シェアハウスでは、入居者全員で水道光熱費を負担したり、当番で仕事をしたりします。そのルールの中で、不平等さを感じてしまう点がシェアハウスをやめとけと言われる理由です。

例えば自分は節電を心がけているのに、他の入居者が朝から晩までエアコンをつけ続けているせいで、全員の電気代負担額が高くなるといったケースが挙げられます。

筆者の経験談

実際、シェアハウスには不平等さがあるので、やめとけと言う人の気持ちも十分理解できます。私自身も上記のツイート主と同様に、自分があまり使っていない電気代の負担が高くなることには、少し文句を言いたくなりました。

しかし、入居前にそのルールがあることには同意をしているので、文句は言えません。また、自分が不利益を被っていることばかりではなく、シェアハウス全体の生活を見ると、他の入居者に助けられている部分もあります。

例えば筆者の場合は、仕事の関係でシェアハウスにいないことが多かったため、イベントの参加が強制ではなかったり、朝の掃除当番を免除してもらったりしていました。このように、入居者同士の話し合いで柔軟に調整ができるシェアハウスなら、トータルで見ると全員が平等であると言えます。

やめとけと言われる理由⑥好きなタイミングでトイレやお風呂を使えない

シェアハウスはやめとけと言われる理由の1つとして、物件によってはトイレやお風呂が共有スペースになっているという点があります。自分の好きなタイミングで使えず他の入居者が使っている場合は、使い終わるのを待つ必要があります。この点にもストレスを感じてしまう人は多いようです。

またお風呂は利用可能時間が決められていることも多く、その場合は長風呂もできなくなります。

筆者の経験談

シェアハウスによっては、ホテルのように、個室にお風呂とトイレが併設されていることもあります。筆者はこのタイプのシェアハウスに居住していたので、シェアハウスはやめとけと言われるほどの不便を感じたことはありません。

自由にお風呂やトイレを使いたい方は、個室に併設されているタイプのシェアハウスを探すと良いでしょう。

シェアハウスの本当の実態はどうなのか?実体験から紹介

実際にシェアハウスに住んだ経験から、シェアハウスの実態を紹介します。

費用が安く済む分、妥当なデメリットと言える

シェアハウスにはストレスが溜まりやすいというデメリットがあります。シェアハウスはやめとけと言っている人も理由は様々ですがストレスで嫌な思いをしたからこその発言です。しかし一般的な一人暮らしでの家賃や水道光熱費の負担に比べると、シェアハウスの生活にかかる費用は安いため、金額に対して妥当なデメリットと言えるでしょう。

シェアハウスは費用が安い

>【公式】クロスハウス

家賃を安くするために、多少のストレスには目をつむれるのであれば、シェアハウスがおすすめです。逆に、なるべくストレスのない生活をしたいなら、費用が高くなっても一般の賃貸住宅を選びましょう。

関連記事:シェアハウスの家賃相場はいくら?敷金、礼金、共益費の目安も紹介

神経質や潔癖症な人だとシェアハウスでの生活は苦になる

神経質な人は、シェアハウスでの生活に不向きです。誰かがドアを開閉する音、廊下を歩く音、何か物を落とした音などが気になって、なかなか眠れなくなってしまうなど日常生活に支障が出る可能性があります。

また、潔癖症な人は高確率で入居を後悔するので、シェアハウスはやめとけと声を大にして言いたいです。お風呂やトイレが共有だと、基本的には誰かが使った後に自分が使うことになります。髪の毛やゴミも、当然のように落ちているでしょう。

しかし、ある程度環境になじむ能力がある人なら、最初こそ苦しむものの、徐々に慣れてきて苦しくなくなるでしょう。実際に筆者自身も、とても神経質な性格で入居当初は様々なストレスを感じていましたが、2~3週間も経過したころにはストレスを何も感じなくなっていました。

関連記事:シェアハウスに向いてない人の特徴10

ルール違反をした人はシェアハウスを追い出されるので安心

シェアハウスのルール

引用:SHARE PARADE

シェアハウスに入居する上での心配事の1つが、入居者の中にルールを守らない人がいることです。しかしシェアハウスのルールを守れない人は、強制的に追い出されます。そのため、基本的にルール違反を繰り返す人やトラブルメーカーは住んでいないと考えておいてOKです。

新規で入居してくる人も、管理会社側が「人柄に問題がないか」「既存の入居者とトラブルを起こさないか」「ルールは守れそうか」といった点を厳密に審査しているので、安心です。

関連記事:シェアハウスの審査とは?入居審査では何を見られる?

いつでもコミュニケーションを取れる環境は貴重

シェアハウスには、やめとけと言われるほどの様々なデメリットがありますが、家賃の安さに加えて、いつでも誰かとコミュニケーションを取れることは非常に大きなメリットです。筆者自身、一人暮らしをしている時は数日間一言も発さずに過ごすことも珍しくありませんが、シェアハウスに入居している時は、簡単にコミュニケーションを取れました。

ずっと一人で過ごしていると、やはり寂しさが大きくなります。孤独でいるのが辛いと感じている人は、孤独感を感じづらいシェアハウスに入居するのがおすすめです。

交流があるシェアハウス

引用:Share Clip

コミュニケーションが取れるだけではなく、何かトラブルや困りごとがあった時、いつでもシェアハウスメイトに助けてもらえるという点もメリットです。

歓送迎会などのイベントが多く、少し飽きる

コミュニケーションが活発なシェアハウスだと、頻繁にイベントがあります。例えば歓送迎会、入居者の誕生日会、ハロウィンパーティーなどです。

イベント自体は楽しいのですが、頻度が高いと徐々に飽きてきます。またイベントに参加するとそれなりに費用がかかるので、「家賃を安くしたい」という目的でシェアハウスに住みたいと考えている人は注意してください。

もちろんイベントは強制参加ではないものの、何度も断っていると何となくシェアハウス内に居心地の悪い空気が生まれてきます。シェアハウスはやめとけという理由の1つにもなりますが、気まずさ、居心地の悪さといった空気が苦手な方は、コミュニケーションが活発ではないシェアハウスを選ぶか、一般の賃貸住宅に住みましょう。

関連記事:シェアハウスのデメリット11選!何が悪いのか徹底解説

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