コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスの違いとは?

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスの違いとは?
PR

近年、全国各地に展開されてきている共有オフィスやスペース。具体的には「コワーキングスペース」「シェアオフィス」「レンタルオフィス」の3つが主に運営されています。しかし、それぞれ具体的に何が違うのか分からない…という方は少なくありません。

そこで、今回はそれぞれの違いについて解説します。コワーキングスペースなどの利用を検討している方は、自分がどれを選ぶべきか参考にしてみてください。

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスに違いはあるの?

そもそも、コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスに違いはあるのでしょうか。

結論からいうと、これらのオフィス、スペースに違いは存在します。そのため、安易に自分の活動場所を決定してしまうのは好ましくありません。

自分の作業内容や事業内容、求めるサービスなどと照らし合わせて自分に合うオフィス、スペースを選択することが大切です。

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスの違い

ここからは、具体的なコワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスの違いについて解説します。

交流を目的とした「コワーキングスペース」

コワーキングスペース

コワーキングスペースは「シェアオフィス」と同じイメージを抱かれることが多く、この2つが同じ意味で認識されていることが少なくありません。

それぞれの明確な定義は存在していませんが、利用方法やスタイルが若干違うため、特徴を把握しておく必要があります。

コワーキングスペースの特徴として上げられるのが「利用目的が交流である」というものです。コワーキングスペースは一つの空間の中で複数の利用者が作業をしています。

利用者同士でのコミュニケーションを始め、セミナーや勉強会などを開催しているのもコワーキングスペースの特徴の一つ。

各々で作業をしながらも、利用者同士で情報収集・交換をしたいという方に向いているといえます。

複数の利用者と共有する「シェアオフィス」

シェアオフィス

シェアオフィスは「作業場所」として提供されている共有オフィスです。コワーキングスペース同様に一つの空間で複数の利用者が作業をしていますが、積極的な交流は見られないのが特徴

「作業場所が無くて困っている」「一人で黙々と進めたい」という方に向いているタイプといえます。実際、仕事などの作業の他にも、読書や勉強をするためにシェアオフィスを借りているケースもあります。

交流が少ない分、比較的静かである傾向にあり作業は進めやすいでしょう

関連記事:意外なメリットも?フリーランスにおすすめのシェアハウス6選

個室で作業ができる「レンタルオフィス」

レンタルオフィス

個室で作業ができるのが「レンタルオフィス」です。上記2つは、一つの空間で複数の利用者が作業をしますが、レンタルオフィスは作業場所が完全に個室です。

また、事業に必要な設備は最低限準備されていることが多く、デスクや椅子、コピー機などの準備が必要ありません。

さらに、自分で賃貸のオフィスを契約するのと比較すると面倒な手続きが少ないのが魅力。月額の利用料も一般的な賃貸オフィスよりも安価です。

「人に知られるのは避けたい作業が多い」「集中してしっかり作業をしたい」という方にピッタリの作業場所といえます。

関連記事:スタートアップのオフィス選びの注意点4つと、シェアオフィスをおすすめする理由

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィス…それぞれの選び方

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィス、それぞれの違いについて解説しましたが、それでも「どれを選べば良いのか分からない…」という方はいるでしょう。

実際、それぞれに異なる特徴が存在していて、どれも魅力的に見えるもの。そこで、ここからは、コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスのそれぞれの選び方について解説します。

費用面をチェック

まずは「費用面」について見ていきましょう。

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスそれぞれ月額の利用料は異なります。

それぞれの相場は以下の通りです。

コワーキングスペース 10,000~20,000円
シェアオフィス 5,000~15,000円
レンタルオフィス  30,000~50,000円

具体的なエリアやプランなどによって若干異なりますが、最も安いのはシェアオフィスです。

地方では、月額1,000円というシェアオフィスもあるほどで、あまりお金をかけられないフリーランスやスモールビジネスのオーナーには魅力的といえます。

セキュリティの必要性

仕事柄機密情報を扱うことが多い…という方もいるでしょう。そういった場合は、セキュリティが高い「レンタルオフィス」がおすすめです。

コワーキングスペースやシェアオフィスの場合、オープンスペースであるため常に第三者の存在が近くにあります。万が一、何らかのきっかけで第三者の目に触れてしまえば、あっという間に情報が拡散してしまう…というリスクがあるのです。

コワーキングスペースやシェアオフィス内では、離籍時にパソコンにロックをかけるなどして、情報漏洩に気を配る必要があります。

トイレなどで一時的に席を離れるときは、ディスプレイを閉じるか、[Windows]+[L]キーで画面をロックするよう心掛ける
引用:BitLockerの暗号化やVPNの安全通信、外出先のテレワークを安全に

しかし、レンタルオフィスであればそんな心配はありません。自分一人、もしくは共に事業を進める知人、スタッフのみが立ち入れるため、第三者の手に情報が渡ってしまう心配はありません。

セキュリティが必要な方は、レンタルオフィスの活用を検討してみてはいかがでしょうか

利用用途やシチュエーション

コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスのどれを選ぶかは、「利用において求めるサービス」によっても異なります。

例えば「情報交換や交流をしたい」という場合はコワーキングスペースの選択が適切ですし、「拠点として利用したい」という場合はレンタルオフィスが適しています。

そのため、まずは「なぜ自分がオフィスやスペースを必要としているのか」「どのように利用したいのか」を明確にしなければなりません

今一度、「何のために利用するか」「どのように利用するか」「何を求めているのか」を考えてみてください。

自分に合うオフィス・スペースを選ぼう(まとめ)

全国各地に展開されている、コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィス。広く考えれば「共有するスペース」「レンタルして利用する作業場所」ですが、それぞれ異なった特徴があります。そのため、自分に適しているのはどれなのかを慎重に比較、検討しなければなりません。

ぜひ、今回の記事を参考にしながら自分に合う場所を探してみてはいかがでしょうか。

\自分に合ったコワーキングスペースを探すならコチラ/
>CoworkingDB

関連記事

  1. 新卒・新入社員がシェアハウスに住むのはあり?リスクやデメリットを紹介

    新卒・新入社員がシェアハウスに住むのはあり?リスクやデメリットを紹介

  2. シェアハウスは何歳まで住める?40代や50代の中高年でも入居できるのか

    シェアハウスは何歳まで住める?40代や50代の中高年でも入居できるのか

  3. 【神奈川県】フリーランス向けシェアハウスおすすめ8選

    【神奈川県】フリーランス向けシェアハウスおすすめ8選

  4. シェアハウスの探し方は?どこで探せるのか、探し方のポイントを徹底解説

    シェアハウスの探し方は?どこで探せるのか、探し方のポイントを徹底解説

  5. 墨田区のフリーランス向けシェアハウス11選

    墨田区のフリーランス向けシェアハウス10選

  6. 【東京都】フリーランス向けシェアハウスおすすめ14選

    【東京都】フリーランス向けシェアハウスおすすめ14選

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コワーキングスペース掲載募集中
コワーキングスペース掲載募集中