シェアハウスに住むときにかかるお金の相場をまとめました。
家賃 | 40,000円〜60,000円ほど |
共益費 | 10,000~15,000円ほど |
初期費用 | 65,000~105,000円ほど |
実は、マンションやアパートと違い、シェアハウスには敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料・鍵交換費用はかかりません。
ここからは、家賃・初期費用・共益費について詳しく解説します。
シェアハウスの家賃相場
シェアハウスの家賃相場は、40,000円〜60,000円ほどです。
国土交通省の調査によると、大半のシェアハウスはその料金帯(相場)で貸し出されていることがわかります。
引用:シェアハウスに関する市場動向調査結果について|国土交通省
家賃40,000円〜60,000円ほどを目安に探すと、一般的な住居が見つかるでしょう。
シェアハウスでも7万円を超えると豪華に!
シェアハウスの家賃が70,000円を超えると、30人以上が住めるような大規模シェアハウスになることも多いです。
次のような共有設備が付いていることもあります。
- ラウンジ・コワーキングスペース
- フィットネスジム
- 楽器が演奏できる防音室
- シアタールーム
一般的な賃貸マンション・アパートより、シェアハウスの方が豪華なところに住める場合もあるわけです。
相部屋のシェアハウスは家賃相場が安い
シェアハウスの部屋は、大きく分けて以下2種類です。
- 相部屋
- 個室
相部屋のシェアハウスは、家賃が40,000円以下のところも多いです。
相部屋とは、寝室を含め、すべての空間を共有で使うタイプのシェアハウスのことです。
特徴と家賃相場を表でまとめました。
部屋のタイプ | 特徴 | 家賃相場 |
相部屋 | 個人の部屋がなく、すべてを共有して使う。寝室も1部屋で、二段ベッドなどが用意されていることが多い。 | 40,000円以下 |
個室 | 一人ひとりに部屋がある。風呂やトイレ、キッチンなどは共有して使う。 | 40,000〜60,000円 |
相部屋のタイプなら、ほとんどのシェアハウスで家賃が50,000円未満で済みます。
引用:シェアハウスに関する市場動向調査結果について|国土交通省
とにかく安く住みたい人や、人とずっと一緒でも大丈夫な人は、相部屋のシェアハウスも選択肢に入れると良いでしょう。
シェアハウスの共益費の相場
シェアハウスの共益費とは、以下のような費用をすべて含んだものです。家賃と合わせて、管理会社にまとめて支払います。
- 電気代
- 水道代
- インターネット代
- 共用スペースの清掃代
- 共用で使う備品等
共益費の金額は物件により異なりますが、個室・相部屋ともにだいたい10,000~15,000円ほどです。
高くても20,000円以下がほとんどで、3万円以上はありません。
引用:シェアハウスに関する市場動向調査結果について|国土交通省
シェアハウスの初期費用の相場
シェアハウスに入居するには、最初に65,000~105,000円ほどの初期費用がかかります。
初期費用の内訳がこちらです。
初期費用 | 相場 |
契約金 | 30,000円 |
日割りの家賃(前家賃) | 30,000~60,000円 |
日割りの共益費 | 5,000~15,000円 |
合計 | 65,000~105,000円 |
ただし、初期費用はシェアハウスの運営会社によって設定が異なるため、実際の金額は契約する運営会社に確認しましょう。
関連記事:シェアハウスの初期費用はどれくらい必要?
シェアハウスとマンション・アパートの相場を比較
シェアハウスと賃貸マンション・アパートの、家賃や初期費用などの相場をそれぞれ比べました。
シェアハウス | 賃貸アパート | |
家賃 | 51,000円 | 70,000円 |
契約金(デポジット) | 30,000円 | 0円 |
日割りの家賃(前家賃) | 30,000~60,000円 | 70,000円(家賃1か月分) |
日割りの共益費 | 5,000~15,000円 | 5,000~10,000円 |
敷金 | 0円 | 70,000~140,000円 |
礼金 | 0円 | 70,000~140,000円 |
仲介手数料 | 0円 | 70,000円(家賃1か月分) |
火災保険料 | 0円 | 15,000円 |
鍵交換費用 | 0円 | 15,000円 |
合計 | 65,000~105,000円 | 315,000~460,000円 |
賃貸マンション・アパートでも地域/エリア・部屋数により異なりますが、家賃相場は1部屋だと東京都で約70,000円・全国平均は約51,000円です。
シェアハウスの方が、約20,000円ほど安く住むことができます。
賃貸マンション・アパートの共益費は、共用スペースの清掃など入居者全員が使う場所を維持するために使われます。水道光熱費・インターネット代・備品などはすべて自分で支払わなければなりません。
反対にシェアハウスは、共益費にすべて含まれているため、月々の支払い額は安く済みます。
支払い合計額もシェアハウスの方が安い
シェアハウスの家賃・敷金や礼金などの初期費用・共益費の相場を、一般的な賃貸アパート・マンションと比較してみると、大きく差があることが分かります。
特に、初期費用や仲介手数料・火災保険料が不要なので、支払いの合計額も安く済みます。
また水道光熱費やインターネット代も共益費に含まれているため、月々に支払う金額も固定されて収支管理がしやすい点もメリットです。
この記事へのコメントはありません。