シェアハウスに住む人の特徴とは?シェアハウス経験者が紹介!

シェアハウスに住む人の特徴とは?シェアハウス経験者が紹介!
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シェアハウスには様々な人が住んでいます。ここでは、実際にシェアハウスに住んだ経験がある筆者が「シェアハウスに住む人の特徴」を実体験をもとに詳しく解説します。

筆者のプロフィール
シェアハウス歴:9カ月
入居したときの年齢:25歳
住んでいた場所:東京都内
シェアハウスを選んだ理由:1社目を退職したものの転職が決まらず給料がなくなり、家賃を抑えたかったから

シェアハウス経験者が教える!シェアハウスに住む人の特徴

以下、実際に私が住んでいたシェアハウスにはどんな人がいたのか、詳しく解説します。

コミュニケーション能力が高い

シェアハウスの住人同士でコミュニケーションをとる様子

引用:リビタのシェアプレイス

シェアハウスに住む人の特徴としてコミュニケーション能力の高さがあります。そのため入居初日から、仲良くなることができました。

筆者自身はさほどコミュニケーションが得意ではなかったので、すぐに仲間に入れてもらえて非常に嬉しかったのを今でも覚えています。優しい人も多かったので、人間関係でのストレスを感じることはほぼありませんでした。

夢や目標を持っている

夢や目標を持っている人が多いのもシェアハウスに住む人の特徴です。

筆者のシェアハウスには大学生、専門学生、社会人デビューしたばかりの人など、比較的若い年代の人が多く住んでいました。そのため「起業家になりたい」「世界一周をしたい」といった夢や目標を持った人が多かった印象です。

話を聞いてみると、夢や目標を叶えることから逆算して、

  • 家賃を抑えてお金を貯めたい
  • 日常生活の中で色々な人と触れ合って価値観を広げたい
  • コミュニケーションスキルを高めたい

といった目的のために、シェアハウスに住んでいたようです。正直、筆者としてはお金がなく、単に「家賃を抑えたい」という理由だけでシェアハウスを選んだため、少し負い目を感じました。

しかし、何の目標もなくシェアハウスに入居したものの、入居者とのコミュニケーションを通じてライフハック術、SEOやWeb開発の情報、スキル、知識を得たことは、現在にも繋がっています。夢や目標を持つ人たちと一緒だったからこそ、筆者自身が人間としてもビジネスマンとしても成長できる環境でした。

イベント好きな人が多い

シェアハウスのイベント

>【公式】リビタのシェアプレイス

筆者の住んでいたシェアハウスは、イベント好きという特徴がある人も多くいました。そのため、歓送迎会、入居者の誕生日会、節目でのイベントなどが多かった印象です。また、シェアハウス外でのイベントに出かける人も多くいました。

この点は、コミュニケーション能力が高い人や若い世代が多かったという理由も考えられます。しかし、筆者としてはそこまでイベントごとが好きではないため、少し面倒くさいとも感じていました。

他人に対して気配りできる

シェアハウスに住む人の特徴として他人に対して気配りができるという点も挙げられます。シェアハウスには最低限守らなければいけないハウスルールがあるので、それを守れる気配り上手の人が多いといった印象です。

筆者の住んだシェアハウスは、人柄が良い人が多くいました。少し元気がない時はそっとしておいてくれたり、体調を崩した時はいろいろと助けてくれたりと、気配りができる人が多かった印象です。私よりも年下の人が多かったですが、調子に乗りすぎて失礼なことを言われた、ということもありませんでした。

知らない人と共同生活をする以上、「面倒くさい人が多かったらいやだな」と危惧していましたが、心配無用でした。管理会社は入居審査の時から「人柄重視」であることを強調していたので、その審査基準がまさに反映されていたと言えます。

幅広い人生経験がある

シェアハウスでは、これまでに自分が出会ったことがないような経験をしたことがある人と多く出会いました。例えば、ヒッチハイクで日本一周をした経験がある人、高校のインターハイで全国優勝したことがある人、ギャンブル依存症で転落してから這い上がろうとしている人などです。ギャンブル依存症経験者は、競馬で700万円以上勝ったこともあるという点でも、すごい経験をしていました。

ちなみに筆者自身も、シェアハウス入居前には少し珍しい仕事をしていたので、自己紹介をした時は入居者に驚かれました(個人情報に関わるので、詳細は伏せます)。もちろん目立った経験のないごく普通の人も住んでいますが、それと同時に幅広い人生経験を持っている人も多いというのが、シェアハウスに住んでいる人の特徴です。

好奇心旺盛である

シェアハウスに住んでいる人は、好奇心旺盛という特徴も見られます。ある程度の好奇心や冒険心がないと、「シェアハウスで見知らぬ人と一緒に住む」という決断をしないのでしょう。

筆者の住んでいたシェアハウスにも、何事にも積極的に挑戦する性格の人が多くいました。また、コミュニケーションの中で、どんな考えを持っているのか、これまでどんな人生を歩んできたのかなどをパーソナルな部分を深く質問してくる人も多かった印象です。

ただし、これはあくまでも筆者の住んでいたシェアハウスに特有で見られた特徴かと思われます。他のシェアハウスだと、そもそも他人に無関心であり、コミュニケーションがほとんどないというケースも多いようです。

筆者としてはガツガツ来られるのがそこまで好きではないので、今考えるとシェアハウスの選択を間違えたような気もします。

シェアハウスに住む人の特徴は「物件によって大きく違う」

ここまで、私が住んでいた所をもとに「シェアハウスに住む人」の特徴を挙げましたが、実際には、シェアハウスによって住む人の特徴や文化はまったく違います。

中には、ほとんど人と交流しないシェアハウスもあります。実際に、以下の動画の方は、シェアハウスの他の住人と全然仲良くならずに暮らしていました。

実際にシェアハウス内がどんな様子なのかは、内見の時に確認できます。また、管理会社の方に実情を詳しく聞くのもおすすめです。

自分がどんな性格で、どんなシェアハウスに住みたいかを伝えることで、そのニーズに叶う物件を紹介してくれます。

シェアハウスに住む人の特徴の調査データ

シェアハウスに住む人にはどんな特徴があるのか、国土交通省が紹介しているデータを参考に紹介します。参考にしたのは、シェアハウスに関する市場動向調査結果についてというレポートです。いくつか重要なデータを抜粋して紹介します。

年齢層は20~30歳が多い

シェアハウスの管理会社へのアンケートの結果、シェアハウスに住む人の年齢層は20~30歳が全体の6割以上を占めています。

シェアハウスに住む人の年齢層のデータ

筆者の住んでいたシェアハウスも30歳以上の入居者はいませんでした。

女性の利用者が多い

入居者の性別を見ると、シェハウスは女性の利用者が多いようです。

シェアハウス入居者の男女比データ

筆者の住んでいたシェアハウスは男性:女性=7:3程度だったので、むしろ国のデータとは逆でした。女性の場合はプライバシーの確保、異性と同居することへの懸念などから、女性限定のシェアハウスに住んでいる人が多くいるものと思われます。シェアハウス検索サイトでも「女性専用」で検索できるほど需要があるシェアハウスのタイプです。

「女性専用」で検索できる

>【公式】クロスハウス

入居した理由は「家賃の安さ」や「立地・通勤」

シェアハウスに入居した人の特徴として、家賃の安さ、次いで立地の良さを重視して入居を決めたという点も挙げられます。

シェアハウスに入居した理由のデータ

筆者自身も家賃の安さを目的に、シェアハウスを選びました。またシェアハウスを離れた理由は、勤務先が決まり、シェアハウスからは通いづらくなったためです。

例えば東京都内だと、勤務地になりやすいエリア(オフィス街など)の近くは家賃が高くなります。一方で家賃を安くするために郊外に住むと、毎日地獄のような通勤ラッシュに巻き込まれます。シェアハウスなら立地次第で、安い家賃と通勤地獄からの解放の両方を実現できるため、多くの若者がシェアハウスを選んでいるのでしょう。

正社員が多い

シェアハウス入居者の就業状況は、正社員が最多で、全体の3割以上です。

シェアハウス入居者の就業形態のデータ

次いで、学生が3割弱、その他の属性は概ね1割未満となります。筆者の住んでいたシェアハウスには正社員がほとんどいなかったので、少し意外なデータでした。ちなみに筆者も入居時の雇用形態は無職(翌月以降、契約社員としての勤務が内定済み)です。

平均月収は15万円程度

シェアハウス入居者の特徴として平均月収は15~20万円が最多という点も挙げられます。

シェアハウス入居当時の平均月収のデータ

ちなみにDodaが公開している日本の全年代の平均年収は414万円です。

賞与4か月分が含まれていると仮定すると、日本人の平均月収は約26万円(=414万円÷16カ月)となります。20代に絞ると、日本人平均月収は約22万円(=357万円÷16カ月)です。つまりシェアハウスに住んでいるのは、収入が一般水準よりも低い層であることが分かります。

収入が低いからこそ、家賃が安いという点に魅力を感じ、シェアハウスを選んでいる人が多いことが分かります。ちなみに筆者自身は、シェアハウス入居前までの仕事での月収は25万円程度、入居審査中は無収入、入居後に始めた仕事では18万円程度でした。

預貯金額は50万円未満が多い

シェアハウス入居者の特徴として、預貯金額50万円未満が約4割いるという点も挙げられます。

シェアハウス入居者の預貯金データ

このうち、預貯金額0円が17%を占めており、やはり金銭的にやや苦しい状況にある人が多い傾向が見られます。一方で100万円以上の預貯金がある人も、3割程度はいるようです。

かなり年齢層が幅広いシェアハウスもある

シェアハウスに住める年齢は物件や管理会社ごとに異なります。筆者の住んだ物件は、18歳以上29歳以下のみを対象としていました。しかし、例えばコモンシェアが扱っているシェアハウスだと、年齢制限はありません。

年齢制限はありますか?
年齢制限はございません。ご高齢の方でも未成年の方でも入居可能です。

引用元:よくある質問 – 東京で格安のシェアハウスに住むならコモンシェア

そのため物件次第では、高校を卒業したばかりの人から、定年を過ぎた高齢者まで、同じシェアハウスに住むという可能性もあります。国交省が公開しているデータだとシェアハウス居住者は20~30代が多いものの、年齢層が幅広いのもシェアハウスの特徴です。

シェアハウスの年齢層のデータ

シェアハウス経験者の満足度は低め

シェアハウス経験者の満足度は、全体的にみると低めの傾向です。特に「プライバシーの確保」については、不満と感じる人が他の項目に比べて高い割合となっていました。

シェアハウスに対する満足度

シェアハウス退去後の、今後の居住意向調査を見ても、「シェアハウスに住みたくない」と答える人が多くいました。

今後のシェアハウスへの居住意向データ

筆者自身もシェアハウスを出て一人暮らしを開始(再開)して以降は、やはり一人暮らしの方が良いと感じています。

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