フリーランスは何かと不安定な働き方です。そのため「いつ仕事が無くなるのか」といった不安を感じているフリーランスは多いでしょう。
こうした仕事が無くなるリスクは、フリーランスであれば誰にでも生じるものであり、年収が1000万円を超えている高収入フリーランスであっても例外ではありません。
そこで、今回はこれから先も安定して稼ぎ続けるためには欠かせない「フリーランスの仕事の取り方」について解説します。
万が一の状況に備えるためにも、チェックしておきましょう。
フリーランスは不安定
冒頭でも触れた通り、手当や保証、待遇などが充実している正社員と比較すると、フリーランスという働き方は不安定です。
いつ仕事が無くなるのかが分からない状況の中で、この先長く安定して生計を立てていくには、「正しい仕事の取り方」を理解しておく必要があります。
次項で「フリーランスの仕事の取り方」について解説します。
フリーランスの仕事の取り方7選
フリーランスの仕事の取り方は複数存在し、現在の状況や環境、自分の性格と照らし合わせて判断する必要があります。
具体的に、どのような仕事の取り方があるのでしょうか。
1.クラウドソーシングの利用
比較的手軽で定番な方法であるのが「クラウドソーシングの利用」です。近年は様々なクラウドソーシングサービスが展開されていて、「がっつりと稼ぎたいフリーランス向け」「空いた時間の副業として稼ぎたい方向け」「主婦向け」など、ユーザーに合わせたクラウドソーシングが存在します。
ここでフリーランスが注目すべきなのが「がっつりと稼ぎたいフリーランス向け」です。案件を見てみるとプロに向けた案件が多く掲載されていて、稼ぎやすいのが特徴。自分のスキルと照らし合わせながら、自分に合ったクラウドソーシングを探してみましょう。
関連記事:スキルシェアサービスおすすめ16選を比較!副業で稼ぐコツも紹介
2.「外部パートナー」を募集している企業へコンタクトをとる
インターネットで自分の業種を事業内容とした企業をいくつかチェックしてみると、稀に外部パートナーを募集しているケースがあります。
人材の減少、規模の拡大、依頼の増加などで社内や現在の外注先だけでは仕事がさばき切れていない可能性が高いです。こうした企業にコンタクトを取ってみると、スムーズに仕事の受注に繋がることが少なくありません。
3.コワーキングスペースへの入会
コワーキングスペースはビジネスチャンスを掴みやすい場所です。主に仕事の作業場所として活用されることがほとんどであるため、会話も自然と仕事関連がメインになります。
同業種と知り合うことができれば仕事を紹介してもらえるチャンスがありますし、関係のない業種であっても仕事の幅を広げるきっかけになることも多いです。
普段知り合うことがないような人とつながりやすい場であるため、ぜひ積極的に活用してみましょう。
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4.イベント、セミナーへの参加
ビジネス系のイベントやセミナーも仕事につなげるチャンスが潜んでいます。Facebookやセミナー情報を公開している専門サイトでスケジュールが公開されているため、気になるイベントやセミナーに参加してみましょう。参加者同士で情報交換ができるだけでなく、講師とつながるきっかけになります。
さらに、イベントやセミナーの内容によっては、参加することで案件を紹介するというサービスが提供されていることもあり、仕事で困った時にはぜひ利用したいところです。
また、上述したコワーキングスペースでもイベントやセミナーは開催されているケースがあるため、管理者に確認してみると良いでしょう。
5.自分のホームページ/SNSを開設・運用する
重要であるにも関わらず、実践している方が少ないのが「自分のホームページの開設」「SNSアカウントの運用」です。
ホームページ上に自分の実績を公開しておくだけで24時間稼働の営業ツールになり、そのうえ日本全国に向けて発信できるというメリットがあります。自分が過去に携わった仕事や、事業内容、実績を明確に記載し、閲覧者が問い合わせたくなるようなホームページを作成しましょう。
SNSアカウントに関しても、人柄を知ってもらう意味でも運用することが大切。あなたの投稿内容をチェックしている人は自然と親近感を感じ、仕事の依頼に繋がることも少なくありません。
6.取引先に別の依頼主を紹介してもらう
現在取引している企業に別の企業を紹介してもらうという方法もあります。これは、取引先との関係性が良好な場合に限る方法ではありますが、企業は同業者とのつながりがあることが少なくありません。タイミングが良ければ、別の同業の企業を紹介してもらうことができます。
「最近仕事が減ってしまいまして…。紹介できそうな企業はご存じありませんか?」と、控えめな姿勢で素直に相談してみましょう。
7.法人会への入会
あまり知られていませんが「法人会」への入会もフリーランスの仕事の取り方の一つです。
法人会とは、70年を超える歴史を有し、約75万社が加入する団体です
引用:法人会とは
法人会というと、法人化した企業しか入会できないのでは?といったイメージがありますが、決してそんなことはありません。
個人事業主でも入会することは可能です。年会費や入会金などは発生しますが、多くの業種とのつながりができ、実際に法人会で知り合った人と仕事をしているというケースは非常に多いです。
また、同業者と知り合うことができれば、有益な情報交換にもつながるもの。ぜひ、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
まずは行動が大切!
フリーランスが仕事を取るうえで最も大切なのは「行動」です。仕事の取り方を理解していても、そもそも行動に移せなければ何のチャンスも掴むことはできません。
仕事を取るという行為は、手間も時間もかかるもの。中にはお金がかかることもあるでしょう。しかし、これらは安定的に仕事を得るうえで必要な投資でもあります。効率よく仕事を取ることも大切ですが、その仕事を長く依頼してもらえないようでは将来性はあまり期待できません。
手間や時間がかかってしまうことはありますが、質の良い取引先を獲得するためにも、積極的に行動を起こしていくことが肝心です。
フリーランスの仕事の取り方はさまざま(まとめ)
今回の記事ではフリーランスの仕事の取り方についてご紹介しました。サービスを利用したり、コミュニティに所属したり、ホームページを開設したりとフリーランスが仕事を取る方法は様々です。
自分に合う方法で仕事を獲得し、これからもフリーランスとして活躍を続けていきましょう。
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