2019年4月に千葉県佐倉市がユーカリが丘にOPENさせたコワーキングスペース「CO-LABO SAKURA(コラボサクラ)」。
佐倉市がなぜコワーキングスペースを始めることになったのでしょうか?
気になったCoworkingDBは、佐倉市の運営担当者に取材を申し込みました。
訪問してみると、コラボサクラは京成線沿線にお住いのフリーランスや起業家にとって、まさに理想的な環境でした!しかも都心のコワーキングスペースと比べてかなりリーズナブル。
館内や周辺環境の写真を満載にお届けしますので、ご覧ください。
目次
「CO-LABO SAKURA(コラボサクラ)」館内レポート
コラボサクラは、「ユーカリが丘駅(北口)」からペデストリアンデッキを歩いて徒歩3分のスカイプラザ・モール3階にあります。
以下は、コラボサクラの入り口です。
続いて、コラボサクラに入って正面。グリーンが鮮やかで、最近のベンチャー企業のおしゃれなオフィスといった印象です。
こちらがコワーキングスペースです。席どうしの間隔にゆとりがあり、隣の人を気にすることなく集中して作業できそうですね。上からぶら下がっているのは電源で、一定間隔で配置されていますので、パソコンの充電にも困りません。
こちらは、ちょっとした打ち合わせを想定して設けられたブース席です。周囲の視界が気になりませんので、仲間などとの打ち合わせに利用できます(通常料金内で使用可能)。
このようなソファ席もありますので、その日の気分などによっても使い分けができます。ソファ席の下には電源がありますので長居しても問題ありません。
「座りっぱなしだと腰が痛くなる・・・」という方もいるでしょう。そんな人のために、スタンディングテーブルもあります。私も腰痛持ちですので、これは本当にありがたいです
こちらはブース席です。「個室にこもって作業をしたい!」という方はありがたいですね。しかも利用はコワーキングスペース価格のみ(通常料金の範囲内)です。通常、ブース席は別料金であることが多いのですが太っ腹です! ちなみに全部で4室あり、すべてのブースが雰囲気が異なります。
また、食事ができるスペースもありカウンタータイプの席になっているのですが、冷蔵庫や電子レンジを自由に使うことができますので、お弁当を持ち込んで食べることも可能です。
こちらのスペースは、TELコーナー。電話やスカイプを使ったミーティングをしたいという方もいるでしょう。ここなら、周囲を気にせず通話ができそうです。
こちらはシェア工房。なんと、レーザー加工機やドライバー、バンドソー、サンダーを利用することができ、ものづくりが出来ます。
こちらは、月額会員の方だけが契約のうえ利用できるロッカー/メールボックス(3,000円/月)です。契約することで名刺やHPへの掲載をはじめ、法人登記も可能です。
以上で、施設のご案内は終了です!
佐倉市のご担当者様にお話をうかがうことができましたので、続けてご覧ください。
「CO-LABO SAKURA(コラボサクラ)」運営スタッフインタビュー
今回、取材を快く受けてくださったのは、佐倉市 産業振興部 産業振興課 塚田さん、荒木さん、三田さんです。
――なぜ、佐倉市がコワーキングスペースを始めることになったのでしょうか?
一つは、佐倉市として地域経済の活性化を目的に、「企業の創業を増やしたい」という想いがあります。事業を興すには初期経費や毎月の経費がネックとなりますが、その中でも事務所経費を安く抑えられる場所を提供しようと考えたこと。
もう一つは、国が働き方改革を進めるなかで、テレワークやフリーランスなどの多様な働き方に対するニーズが高まると考えており、市としてそういった働き方を支援する施設が必要と考えていたこと。この二点からコラボサクラを企画しました。
――「CO-LABO SAKURA」という名称に込められた想いを教えてください
名称には以下、4つの意味が込められています。
CO:「コワーキングスペース」
CO-LABO:「コラボレーション」
LABO:「ラボラトリー」
SAKURA:「佐倉市」
実は、「CO-LABO SAKURA」は愛称でして、正式名称は「佐倉市スマートオフィスプレイス」と言います。しかし、覚えてもらいにくいだろうということで公募により44件の応募を集めることができました。どれも本当に素晴らしかったのですが、最終的に「CO-LABO SAKURA」に決定しました。
――どのような場所を目指して運営していますか?
様々な交流が生まれる拠点にしたいですね。それによって、地域の活性化にも繋がると思っています。そのために、佐倉市ゆかりの経営者などをお招きしたイベントの開催も定期的に行っています。
――現在、どのような方に最も多く利用されていますか?
男女比は、男性8割 女性2割という比率。職業は、デザイナーさんやライターさんが最も多いです。年齢層は30代がもっとも多く、続いて40代となっています。概ね、企画段階に想定していた層の方々にご利用いただいていると考えています。
――最後に、コラボサクラのウリなどPRをお願いします!
市が運営しているコワーキングスペースというと堅苦しいイメージを持つ方もいるかと思いますが、コラボサクラはとにかくおしゃれで居心地の良い空間を目指しました。
冷蔵庫や電子レンジを備えてあり、食事ができるカウンターもあったりと、カジュアルにご利用いただけます。
あとは、交通アクセスの面でも利便性が良いと考えています。京成線「ユーカリが丘駅」からはペデストリアンデッキ(歩道橋)があるため雨に濡れず、歩いて約3分でたどり着くことができます。また、無料の提携駐車場がありますので、お車でいらっしゃる場合も便利です。
内覧はいつでもできますので、気になる方はお気軽に来てください!
「CO-LABO SAKURA(コラボサクラ)」の料金プラン
コラボサクラの料金プランは以下の通りです。
【料金プラン】
月額利用:8,800円/月
月額利用(ナイトプラン):5,500円/月 ※17:30~20:30の利用
ドロップイン(2時間):600円 ※2時間以降、1時間毎に300円
ドロップイン(5時間~1日料金)
【オプション】
ロッカー兼メールボックス:3,000円/月(住所利用、会社登記可能)
ICカード:月額利用者 無料、時間利用者 1枚300円(希望者のみ)
上記、コワーキングスペース以外にも都内では考えられないような価格設定のシェアオフィスも提供しています。周辺のベンチャー企業や都心企業のリモートワーク拠点として検討してみてはいかがでしょうか?
※詳細は公式ページ(https://www.co-labo.shiteikanri-sakura.jp/)をご覧ください
「CO-LABO SAKURA(コラボサクラ)」の立地 (アクセス)・周辺環境
住所:佐倉市ユーカリが丘4丁目1番1号 スカイプラザ・モール3階
アクセス:京成本線「ユーカリが丘駅」北口徒歩3分
TEL:043-463-6
営業時間:8:30~20:30
定休日:12/29~1/3
コラボサクラは、京成本線「ユーカリが丘」駅徒歩3分という好立地です。
以下の写真はユーカリが丘駅北口です。
北口から、コラボサクラが入る「スカイプラザ・モール」へはご覧のように屋根付きのペデストリアンデッキが続いていますので、雨の日でも濡れることはありません。
駅周辺はモノレール(ユーカリが丘線)が走っていたり、ショッピングモールや大きな広場があったりと、住みやすそうな綺麗な街といった印象です。(この日は梅雨の真っ只中ということもあり、あいにくの天気・・・)
また、コラボサクラと同じフロアには佐倉市役所 ユーカリが丘出張所もありますので、各種申請や書類の交付手続きのついでに利用することもできます。
編集後記
千葉県の佐倉市が運営するコワーキングスペース「CO-LABO SAKURA」に訪問、取材してきた様子をお伝えしました。
市の運営であるため価格はとてもリーズナブルに抑えられているのですが、館内はかなり本格的でおしゃれという印象です。
千葉県内の京成線沿線や佐倉市近辺にはコワーキングスペースがなかなかありませんので、近隣の方にとってはありがたいですね。
気軽に内覧に行ってみてください!
関連記事:CO-LABO SAKURA(コラボサクラ)紹介ページ
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